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川崎市に住んでいた親が亡くなって、手続きの多さに戸惑っている。そんな方も多いですよね。
結論から言うと、川崎市の相続は家庭裁判所が市内全域で1か所、法務局が2か所、税務署が3か所に分かれています。住んでいた区がどこかで行き先が決まるので、まずは区を確認するところから始めてみてください。
この記事を読めば、川崎市の7区それぞれの窓口と、誰に何を相談すればいいかが分かります。
川崎で相続の相談をするなら、どこから始める?
川崎市の相続は、相続税なら税理士、家や土地の名義変更なら司法書士、遺産の分け方でもめているなら弁護士に相談します。迷ったら、川崎市の区役所で行っている弁護士相談・司法書士相談(どちらも無料・予約制)で全体を聞いてみてください。家庭裁判所は市内全域が川崎支部、法務局と税務署は区によって担当が変わります。
『相談先が多すぎて、どこに電話すればいいの?』と迷う方もいますよね。
実は、相談先は「何に困っているか」で決まります。税金なのか、名義変更なのか、家族の話し合いなのか。ここが分かれば、迷う時間がぐっと減るんです。
| 困っていること | 相談先 |
|---|---|
| 相続税がかかるか知りたい・申告したい | 税理士 |
| 家や土地の名義を変えたい | 司法書士 |
| 兄弟で遺産の分け方がまとまらない | 弁護士 |
| 借金があって相続放棄を考えている | 司法書士・弁護士 |
| 戸籍を集めて協議書を作りたい | 行政書士 |
例えば、川崎ではこんな相談も多いです。
「宮前区の実家を兄と共有で相続したいんですが、税金と登記はどっちを先に聞けばいいですか?」
「相続税がかかるかを先に税理士に確かめて、分け方が決まったら司法書士に登記を頼む流れがスムーズですよ」
全体の段取りは 相続手続きの流れ でも確認できます。
川崎市の相続手続きの窓口一覧
川崎市に住んでいた方の相続では、主な窓口は次のとおりです。
| 手続き | 窓口 | 所在地 |
|---|---|---|
| 相続放棄・遺言の検認・遺産分割調停 | 横浜家庭裁判所 川崎支部 | 川崎市川崎区 |
| 相続登記・法定相続情報一覧図 | 横浜地方法務局 川崎支局/麻生出張所 | 川崎区/麻生区 |
| 相続税の申告 | 川崎南・川崎北・川崎西税務署 | 区ごとに担当 |
| 死亡届・戸籍・国民健康保険 | 各区役所 | 各区 |

区ごとの法務局と税務署
| 区 | 法務局(不動産登記) | 税務署(相続税) |
|---|---|---|
| 川崎区・幸区 | 川崎支局(川崎区) | 川崎南税務署(川崎区) |
| 中原区 | 川崎支局(川崎区) | 川崎北税務署(高津区) |
| 高津区・宮前区 | 麻生出張所(麻生区) | 川崎北税務署(高津区) |
| 多摩区・麻生区 | 麻生出張所(麻生区) | 川崎西税務署(麻生区) |
ここで気をつけたいのが中原区です。法務局は川崎区の川崎支局なのに、税務署は高津区の川崎北税務署なんです。
高津区・宮前区も、法務局は麻生区、税務署は高津区と、行き先が分かれます。『同じ北部だから同じ場所だろう』と思わずに、手続きごとに確かめておきましょう。
家庭裁判所の川崎支部
横浜家庭裁判所の川崎支部(川崎区)は、川崎市全域を担当しています。7区のどこに住んでいた方でも、相続放棄や遺言書の検認はここに申し立てます。
相続放棄の期限は、相続の開始を知った時から3か月以内です。費用は申述人1人につき収入印紙800円と郵便切手、戸籍などの取得費がかかります。
『親に借金があったかもしれない』という時は、預金を引き出したり家財を処分したりする前に方針を決めておきましょう。詳しくは 相続放棄とは で解説しています。
法務局の川崎支局・麻生出張所
相続登記は、不動産がある場所の法務局に申請します。川崎市の不動産なら、川崎区・幸区・中原区は川崎支局、高津区・宮前区・多摩区・麻生区は麻生出張所です。
2024年4月1日から相続登記は義務になり、相続したと知った日から3年以内の登記が必要です。正当な理由なく怠ると、10万円以下の過料の対象になります。
自筆の遺言書を法務局に預ける「遺言書保管制度」も、川崎支局で取り扱っています。保管された遺言書は、家庭裁判所の検認がいりません。
川崎で相続税がかかるかの目安と、税理士に頼むと楽なケース
相続税は、遺産の合計が基礎控除を超えた時にかかります。基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。
例えば、夫が亡くなり、妻と子1人が相続するケースで、遺産が7,000万円だったとします。
| 計算の段階 | 金額 |
|---|---|
| 基礎控除(3,000万円+600万円×2人) | 4,200万円 |
| 課税される部分 | 2,800万円 |
| 妻の法定相続分(1,400万円)にかかる税額 | 160万円 |
| 子の法定相続分(1,400万円)にかかる税額 | 160万円 |
| 相続税の総額 | 320万円 |
妻と子が半分ずつ相続すれば、妻は配偶者の税額軽減で0円、子が160万円を納めます。配偶者の税額軽減は、申告しないと使えない点に気をつけてください。
税理士に頼むと楽なのはこんな人
- 川崎市内の自宅の土地や、駅に近いマンションがある
- 同居していた実家で、小規模宅地等の特例を使いたい
- 生命保険金や退職金を受け取り、非課税枠の計算が必要
- 相続人どうしが離れて住んでいて、書類のやり取りに時間がかかる
こうしたケースは、相続税に慣れた税理士に任せると、評価の計算や書類集めがかなり楽になります。特例が使えるかは、税理士に確認しておきましょう。
相続税の申告・相談先に迷ったら
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知り合いに税理士がいない、どこに頼めばいいか分からない。そんな方も多いですよね。
土地や自宅がある、相続人が多いといった場合は、相続税の申告に慣れた税理士に早めに相談すると、手続きがぐっと楽になります。

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川崎市で無料で相続の相談ができる公的な窓口
区役所の弁護士相談
川崎市では、7つの区役所で弁護士相談を行っています。相続も相談でき、対象は市内に住んでいる方・働いている方・通学している方です。
区役所での対面のほか、電話やオンラインで受けられる相談もあります。予約は市の相談予約コールセンターで受け付けています。
区役所の司法書士相談
司法書士相談では、相続・遺言・成年後見・不動産登記の手続きなどを相談できます。こちらも各区役所で行っていて、予約制です。
『登記の書類まで作ってもらえるの?』と期待する方もいますが、無料相談はあくまで相談です。書類の作成や申請まで任せたい時は、司法書士に正式に依頼しましょう。
開催日や受付方法は変わることがあるので、川崎市のホームページで確認してから予約してみてください。
そのほかの窓口
- 法テラス:収入などの条件に当てはまれば無料の法律相談が使える
- 税務署の電話相談センター:相続税の一般的なルールを質問できる
神奈川県全体の窓口は 神奈川県の相続相談先 に、隣の横浜市は 横浜市の相続相談先 にまとめています。
よくある質問
川崎市中原区に住んでいた親の相続税は、どこの税務署ですか?
中原区は川崎北税務署の担当です。川崎北税務署は高津区にあります。
川崎市宮前区の土地の相続登記は、どこの法務局ですか?
宮前区の不動産は、麻生区にある横浜地方法務局の麻生出張所の担当です。
川崎市の区役所の無料相談で、相続放棄の相談はできますか?
弁護士相談や司法書士相談で相続の相談ができます。ただし交渉や書類作成などは対象外になることがあるので、実際の手続きは専門家に依頼しましょう。
まとめ
- 川崎市の家庭裁判所は、市内全域が川崎区の川崎支部
- 法務局は川崎支局(川崎・幸・中原区)と麻生出張所(高津・宮前・多摩・麻生区)
- 税務署は川崎南・川崎北・川崎西の3署で、区ごとに担当が違う
- 相続税は税理士、名義変更は司法書士、もめているなら弁護士に相談
- 区役所の弁護士相談・司法書士相談は無料・予約制で使える




